8月の南房総

今年のお盆は、コロナ影響で仕事が入り小忙しかったが、例年とおり先輩達と千倉をご一緒し、短い夏休みを楽しめた。今回は早朝の南房総道の駅、保田小学校や千倉漁港も散策した。保田小学校は、オープンから5年緑も茂り、深い影を作っていた。やっぱり千葉のローカルな夏の風土は格別だ。

  • 2020.09.01 Tuesday
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アーティゾン美術館の見学

京橋の旧ブリジストン美術館が、再開発に伴い今年の1月に「アーディソン美術館(設計:日建設計)」として新しくオープンしたので見学した。建築雑誌で知り、濃密なデザインに来るのを楽しみにしていた。新美術館は1階から6階に積層され、展示室は、ゆったりとした天井高さとリブのデザインが軽やかな印象を与えている。一方共用部は、多様な素材とディテールにより、この地に相応しい空間を演出している。八重洲にアートを楽しむ新しい場所が誕生した。

  • 2020.07.27 Monday
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完成 「高円寺北の家」

昨年10月に着工した「高円寺北の家」が完成しました。コロナ渦の最中、無事に引き渡しができました。この住宅は、半地下にワンルームなダンススタジオ、地上の木造部は十の字に組んだ大きな断面の木造の柱と梁が明快なスケルトンを作っています。最上階のLDK同様のスケルトンが、明るく開放的な空間を作っており、建物全般に材料やディテールに普遍性を簡潔化しつつも、「建築」になったかと思っている。

  • 2020.07.14 Tuesday
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コロナ時々ウォーキング

コロナ自粛の間、度々ひと気のない都内の散策に出掛けた。歩いていると、普段は気が付かない日常の風景もなんだか新鮮に見え、幾分か東京の空気もきれいに感じた。今回のコロナの唯一の光明だ。

  • 2020.06.20 Saturday
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汐留タワービル

年に数回汐留に足を運ぶ。駅からの道すがらに「汐留タワービル」(設計:2003年KAJIMA DESING)がある。地上38階の高層ビルであるが、上部までテラコッタタイルが貼られていて、ガラス張りの高層ビル群の中にあって、静かな品格を漂わせている。窓のプロポーションが美しく、また、素焼き風のタイルに対し、窓廻りのシャープなディテールがさり気なくモダンな印象を与えている。いつも何気に”ふっ”と足を止めて見入ってしまう、好きな建築。

 

 

 


「永遠のソール・ライター」展

渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで行われいる、写真家ソール・ライターの展覧会を見学した。前回2017年の展示を見逃したので今回は是非にと立ち寄った。作品も多く予想以上の見応えだ。主な撮影が1950〜70年代のニューヨークというところで、もう私のツボである。80才を超えて脚光を得た事や、経済的な理由などでプリントにもされていなかった、等々の逸話にもいっそう魅了されるが、ともあれ、作品はどれも洒落ていて美しくカッコイイ。(イメージは図録より) 

 

 

 

  • 2020.02.15 Saturday
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「デザイナー達の原画展」の見学

21_21DESING SIGHTで行われている、「デザイナー達の原画」展を見学した。展示からは、美しく完成までに至る、手書きのスケッチやスタディー模型による思考のプロセスが、生々しく伝わってくる。我々はどちらかと云うとまだ手書き世代であるが、今はいきなりCADに入力したりと、早々にデータ化する習慣になっている。展示の圧倒的なデッサン力を目の当たりにし、反省。展示物は小さなものが多いが、見やすく展示デザイン、レイアウトもさすがに美しい。

  • 2020.01.25 Saturday
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故郷の大晦日

今年も年末年始を故郷である、近江八幡で過ごした。とはいえ、一人で暮らす父や兄弟のほとんど食事係である。大晦日に合間を見て街を散策した。普段の観光客の姿もなくひと気がない街は、遠い昔に時間が止まったかのようだ。旧市内は特に、ここ十数年少子高齢化が顕在化し、お店もめっきり減り看板やサインなど、世俗を表す記号すら見当たらない。その方が風土が際立ち観光資源としては魅力的なのだろうが、このまま衰退消滅していくのではないかと、危惧せざるにはいれない複雑な心境の年の瀬である。

 


瑞聖寺の見学

 目黒区白金台にある、瑞聖寺庫裡(設計:隈研吾氏2018)を見学した。雑誌で存在は知っていたが、てっきり京都か奈良だと思いこんでいたところ先日SNSで都内だと知り立ち寄った。重要文化財の宝殿のもと、コの字に水盤を囲んだ建築が都内とは思えない静寂な空間を造っている。建物は一見木造のように見えるが、主要構造は鉄骨造のようであり、鉄骨と木造の良さを活かした、軽やかな建築となっている。

  • 2019.12.08 Sunday
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「窓展」〜窓をめぐるアートと建築の旅〜

東京国立近代美術館で行われている「窓展」を見学。ついタイトルに誘われ立ち寄った。展示は、文字通り窓をキーワードにした建築の紹介から、マティスやクレーなどの巨匠絵画、現代アートまで横断的に展示されている。個人的にはもう少し、建築関連の展示を期待していたが、アイゼンマンやベンチューリのドローイングがレアな展示であったか。近年当美術館は、建築関連の展示も多い。今回も藤本壮介氏のコンセプトモデルが圧倒的な存在感を示していた。来館すると常設展示も必ずひと廻りするが、双方でかなり時間を要する。展示は素晴らしいのであるが、休日のカフェや軽食の対応をもう少し何とかして頂きたいといつも感じる。

 

  • 2019.11.24 Sunday
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The okura tokyoの見学

旧館が2015年より解体され、今月新たにオープンした「The okura tokyo」を見学した。41階建ての高層棟は、5〜22階の低層階がオフィス、その他17階建ての中層棟と合わせすべてがホテル機能となっている。デザインは旧ホテルの再現を含め谷口さんの美学が貫徹されている。通常共用部に顔を出すレストランやカフェなどの一切の商業主義的な要素が排除されているのも徹底されており、すべてに「美」を優先した新しいホテルの在り方が伺えた。


日立市役所、日立駅の見学

東日本の震災により建て替えが行われ、今年3月にオープンした日立市役所(設計:SANAA)の新庁舎を見学した。建築雑誌で完成を知り、是非見てみたいと伺った。庁舎棟は、共用部を含むすべての機能が等価かつコンパクトに配置される一方、下屋の半外部のボールトの空間は大胆で開放的なシンボル(広場)を創っている。施設の内外部共通して、無駄を省いた美しいデザインが、すがすがしく、やさしい施設の印象を受けた。また同時にこれからの庁舎が担うであろう人口減社会など現在の「公共」の姿も感じた。庁舎への生き帰りに同じく妹島さん設計の日立駅も見学。初秋の穏やかな海にも触れ、大変充実した一日となった。

  • 2019.09.13 Friday
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安藤忠雄 初期建築原図展

国立近現代建築資料館で行われている、安藤忠雄氏の初期建築原図展を見学した。住吉の長屋(1976)から城戸崎邸(1990)ぐらいまでの住宅や教会、アトリエなど初期の小規模な建築の図面と模型展である。我々世代にはどれも、学生時代、雑誌を喰い入るように見、課題で真似たりと思い出の建築群である。発表当時は自立した壁やマッシブなボリュームが周辺環境と対峙した孤高の印象が強かったが、今回図面を拝見し、コンクリートの躯体と窓や開口、ドアなどの納まりや詳細に書かれた、隣家や周辺の環境など、建築の「斬新」さを追うだけではなく「永続性」や「予定調和」への高い意識を改めて感じた。「初期」というカテゴリーは安藤建築の原点であると同時に、我々の設計姿勢の原点でもあるべきであろう。

  • 2019.09.03 Tuesday
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東京都庭園美術館

6月は週末に仕事が続き、また鬱陶しい梅雨空が続いたせいもあり、約ふた月ぶりのブログ更新。今回は、目黒の東京都庭園美術館「1933年の室内装飾展」を見学した。年1回の旧朝香宮邸の建物公開展である。外観は意外にも控えめなデザインであるが、内部は噂とおりの手の込んだインテリアとなっている。床、壁、照明、ドアなど各々装飾は素晴らしいのかも知れないが、20室はあろうすべての部屋のデザインが違う建築もあまり居心地が良くないものだ。流れで新館にも立ち寄った。本館の奥にひっそりと建っているのだが、ホールや展示室の天井に架かるPCコンクリートの梁の連続が心地よい空間を創っていて、本館と対比した無機質でミニマムなデザインに好感を持った。最後に来てよかったと実感。

  • 2019.07.24 Wednesday
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六本木アートナイト2019

5月25日(土)〜26日(日)六本木の街を舞台に行われた、六本木アートナイトに参加。ついでにと、GAギャラリーの「住宅展」にも足を伸ばし北参道から気温30度近くの中、森美術館、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館といくつかの六本木の商店街店舗の展示を巡った辺りで、足は棒、疲れもピークとなり終了。帰りに六本木の「Α廚砲難子とビールで撃沈。欲張り過ぎてきつい帰路となったが、今日観た作品の質、量共に充実の一日であった。

 

  • 2019.05.29 Wednesday
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令和元年大型連休

平成から令和をまたぐ大型連休が終わった。例年のGWであれば、実家の近江八幡に帰省すると休暇は終了というところであるが、今年は、途中仕事を挟みつつも南房総市千倉での先輩友人らとの集まりにも参加できた。双方とも春の風土、歴史、味覚に触れ充実した休日となった。写真の洋館はWMヴォーリズ設計の旧忠田邸(1937年近江八幡)


リニューアル東京都現代美術館の見学

東京都現代美術館がリニューアル工事による約3年の閉館期間を経て3月末にオープンした。一度工期を延長されたこともあり、鶴首、興味深々訪れた。オープン記念の企画展示は、リファインされた展示室と作品双方が美しく映えるようなバランスと密度が心地よい展示空間を創っている。また共用部のチケットカウンターや掲示板、サインなどのグラフィックも刷新され、重厚な建築に対し仮設をイメージさせるコンテンポラリーなデザインが新しいイメージを発信している。久し振りに訪れて、この美術館の巨大さを改めて実感。途中もう少し一休みするスペースを希望したいがこちらの問題であろうか。

 

 

  • 2019.04.16 Tuesday
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パレスサイドビルの見学

先輩に誘って頂きパレスサイドビル(設計:日建設計 林昌二 1960)見学に参加した。某設計事務所の一部が移転し、内装を一新された。当建築のオフィスフロアに入るのは初めてであり興味深々伺った。新しいオフィスのインテリアは、天井材やフリーアクセスなどの仕上げを排除したプリミティブなスケルトン空間となっており、建物のリジッドなラーメン構造、大開口サッシ、その向こうに広がる皇居への眺望など約60年前に設計者がイメージされたであろう建築の意図を鮮明に感じることができた。偶然にも前回に紹介した旧京都会館(ロームシアター京都)と同年の竣工である。昭和の名建築から今更に学ぶべき事が多く魅力的である。

 

 

  • 2019.03.09 Saturday
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ロームシアター 京都

ロームシアター京都(旧京都会館設計:前川國男1960)に立ち寄り。2015年に改修増築され、今回2度目の見学である。前回は竣工直後であったこともあり今日は施設がしっとりと感じる。この名建築の改修にあたりデザインのオリジナリティーをめぐり賛否あると聞くが、個人的には理想的な形での保存、リニューアルだと思っている。また、近くでは京都市美術館の改修も進み、隣接する近代美術館などとの連携も今後たのしみなエリアである。

  • 2019.03.01 Friday
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TIME'Sビル

数年ぶりに京都三条のTIME'S(1984年安藤忠雄)に立ち寄った。私にとっては当時、建築を学びたいと開眼した建築のひとつである。いま内部を巡ってもこの建築の複雑な空間構成や完成されたディテールの魅力は変わらない。築三十数年の経年は感じないが、テナントの空きが少し残念である。

  • 2019.02.16 Saturday
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