安曇野高橋節郎記念美術館の見学

宮崎浩氏設計の高橋節郎記念美術館(2003年)を見学した。雑誌等ではクールなディテールのモダンな建築の印象が強かったが訪れてみて、周辺の風景や庭の見せ方が幾重にも図られており、また江戸時代の主屋との時間の対比など濃密な空間が展開されていた。屋敷のポテンシャルもすばらしく、なまじっかな建築では相殺してしまうだろう。池が清掃中であったのが残念であったが、再度訪れたい。

  • 2018.11.17 Saturday
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塩尻市市民交流センター エンパークの見学

塩尻市市民交流センター(設計:柳沢潤)を見学した。なかなか機会がなかったが是非来てみたいと思っていた。設計者は2006年にコンペにより選出され、2010年に完成。図書館、子育て支援、交流センター、市民会議室、商工会や民間のオフィスまで入った複合施設である。97本の壁柱と点在する吹抜けやトップライトの光が施設全体を融合し豊かな空間を創っている。都市的なデザインであるが、土地柄か各々の機能がゆったりと配置され、のびのびとコンセプトが表現されているのが印象的だ。

  • 2018.11.14 Wednesday
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脇田和アトリエの見学

軽井沢脇田美術館主催のワークショップに参加した。内藤廣氏と酒井忠廉氏(世田谷美術館館長)の対談と、吉村順三設計の脇田画伯のアトリエ(1970)も見学、美術館も見れ軽食付きとの事もあり盛況であった。対談は、時間と空間を伝える静かな吉村建築の魅力と芸術家のアトリエ空間について、お二人の興味深い内容でした。参加者には学生も多く、衰えぬ吉村人気が伺えた。

  • 2018.10.08 Monday
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軽井沢セゾン現代美術館

数年ぶりに軽井沢セゾン現代美術館を訪れた。初めて来たのは学生時代なので、30年近く来ていることになる。セゾン美術館は以前池袋の百貨店内にもあり、その発信力はダントツだったと記憶する。デュシャンやマンレイ、ジャスパージョーンズなど初めて見たのも池袋であり、当時見た作品もここに収蔵されている。小さな施設であるがそのスピリッツは変わっていない。

  • 2018.10.07 Sunday
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トヨタ博物館の見学

愛知県長久手市のトヨタ博物館を見学した。以前から一度来たいと思っていた。時系列に展示された車は時代毎の背景を表し、時代を遡るほど明確な『時の顔』をしている。我々世代にとっては70年代ぐらいからの車は古い友人のような懐かしさがあり、走る宿命を終えた抒情的なアートである。

  • 2018.09.24 Monday
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佐川美術館の見学

滋賀に帰省した折に、守山市にある佐川美術館(設計・施工:竹中工務店)を訪れた。98年にオープンした直後に来て以来である。周辺にたくさん施設ができたせいだろうか、モノクロームで静寂な施設環境が以前より際立って感じる。今年20周年との事だが建築は経年を感じない。メンテナンスの良さもさることながら、建物の形態とディテールによるところが大きく影響していると思われる。2007年に樂吉左衛門館が増築されている。

 

  • 2018.08.18 Saturday
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ゴードン・マッタ=クラーク展の見学

国立近代美術館で開催されているゴードン,マッタ=クラーク展を見学した。知人のSNSでの評価が高かったので、休みに入れば是非にと見に行った。僕は60.70.年代のニューヨークのアートシーンに弱い。大都市、大量消費、反エコロジーな社会をシニカルにモティフにしてるところや、現代のようにデジタル化されていない作品の生々しさがたまらない。今回の展示も、映像記録の手法や写真の表現もカッコ良くて私のツボである。さらに、我々には馴染みある、建築の下地材料を用いた展示空間のデザインも効果的だ。

  • 2018.08.11 Saturday
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夏の近江八幡

連休に法事があり滋賀の故郷に帰省した。夏は早朝のひと気のない町を散策するのが恒例である。記憶を巡りながら、通りや町角に古くからの懐かしいシーンを探してしまう。夏は一層ノスタルジックな空気が漂う。主要な街の景観を創っている建物は江戸後期、明治から新しくとも戦前のものであろう。保存地区内ではそれらが大切に修繕されながら今も使い続けられている。だが少し抜け出れば、全国のどこにでもあるサイディング貼りの新しい住宅が目立つのが残念である。


「建築の日本展」森美術館の見学

貧乏暇なし。6月は休みなく仕事に追われ、合間を見て出掛けようとすると体調が良くなかったりと、よって久し振りのブログの更新である。

六本木ヒルズ内・森美術館で開催されている「建築の日本展」を見学した。昨年近代美術館での「住宅展」、国立新美術館での「安藤展」や東京駅での「隈研吾展」など、最近巷では「建築展」が流行るようである。今回の展覧会も森美術館15周年記念展ということで気合の入った建築展となっている。古代からの日本建築の特色と現代建築の類似性に遺伝子を見出しフォーカスしている。中でも茶室待庵の原寸の写しや丹下邸の1/20の模型など見どころも多い。個人的には、レーザーファイバーと映像の3Dのインスタレーションがリアルなビュジュアル環境を作り出していて一番気になった。展示物と人の多さに疲れたので、9/17まで開催との事再度訪れたい。

  • 2018.07.10 Tuesday
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「森のクラブハウス」の見学

千葉市若葉区の東京クラッシッククラブの「森のクラブハウス」を見学した。(設計:古谷デザイン設計事務所)新建築の5月号の掲載を見て是非にと伺った。施設は乗馬、ゴルフクラブのカフェレストラン。建物は細いコンクリートの柱と梁のフレームがつくりだす空間が、周辺環境に溶け込み、プロポーションの美しさが環境をも際立たせている。

  • 2018.05.05 Saturday
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「くまのもの」隈研吾展

東京ステーションギャラリーで行われている「くまのもの」展を見学。休日ということもあり大盛況である。竹木石紙土などの素材が、単なる表層としてだけではなく、構造体や主要な表現としてのチャレンジが新しい建築を創っている。各作品毎の全く新しいテーマへの取組み、エネルギーには脱帽だ。

  • 2018.04.23 Monday
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「写真都市」展 21-21desing site william klein

21-21desing siteで行われている「写真都市」展を見学した。リアリズムの写真家であるウイリアム クラインの映像展示は、氏の写真はもとより、グラフィックや音楽、光の効果もデザインされた大変凝った展示となっている。20世紀の都市社会、風俗、ファッションなどがリアルに描かれていて美しい。

  • 2018.03.25 Sunday
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ASJ 建築家展 in 市川市

3月17日(土)18(日)ASJ建築家展に出展参加します。

 

http://event.asj-net.com/public/event/data/11151

日時:3/17 (土)、18日 (日)  11:00〜18:00

会場:市川市文化会館   千葉県市川市大和田1丁目1-5

主催:ASJ東東京スタジオ

 

  • 2018.03.07 Wednesday
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刀剣博物館の見学

両国、旧安田庭園内に1月にオープンした刀剣博物館(設計:槇文彦)を見学した。コンクリート打ち放しのストイックな佇まいは侍のようだ。一方内部空間は、円をモティーフにデザインされた親しみあるインテリアとなっている。全般において緩急剛柔なバランスが絶妙である。大きな建物ではないが、内外部ともディテールの完成度、施工精度の高さもすばらしい。

  • 2018.02.12 Monday
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リゾナーレ八ヶ岳の建築

最後に「リゾナーレ八ヶ岳」(設計:マリオベリーニ 1992年)に立ち寄り。2002年から星野リゾートにより運営され活気がある。竣工から25年が経ち増築は見られるものの、建物はオリジナルのまま美しく管理されている。季節の良い時期にまた訪れたい。


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