リニューアル東京都現代美術館の見学

東京都現代美術館がリニューアル工事による約3年の閉館期間を経て3月末にオープンした。一度工期を延長されたこともあり、鶴首、興味深々訪れた。オープン記念の企画展示は、リファインされた展示室と作品双方が美しく映えるようなバランスと密度が心地よい展示空間を創っている。また共用部のチケットカウンターや掲示板、サインなどのグラフィックも刷新され、重厚な建築に対し仮設をイメージさせるコンテンポラリーなデザインが新しいイメージを発信している。久し振りに訪れて、この美術館の巨大さを改めて実感。途中もう少し一休みするスペースを希望したいがこちらの問題であろうか。

 

 

  • 2019.04.16 Tuesday
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パレスサイドビルの見学

先輩に誘って頂きパレスサイドビル(設計:日建設計 林昌二 1960)見学に参加した。某設計事務所の一部が移転し、内装を一新された。当建築のオフィスフロアに入るのは初めてであり興味深々伺った。新しいオフィスのインテリアは、天井材やフリーアクセスなどの仕上げを排除したプリミティブなスケルトン空間となっており、建物のリジッドなラーメン構造、大開口サッシ、その向こうに広がる皇居への眺望など約60年前に設計者がイメージされたであろう建築の意図を鮮明に感じることができた。偶然にも前回に紹介した旧京都会館(ロームシアター京都)と同年の竣工である。昭和の名建築から今更に学ぶべき事が多く魅力的である。

 

 

  • 2019.03.09 Saturday
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ロームシアター 京都

ロームシアター京都(旧京都会館設計:前川國男1960)に立ち寄り。2015年に改修増築され、今回2度目の見学である。前回は竣工直後であったこともあり今日は施設がしっとりと感じる。この名建築の改修にあたりデザインのオリジナリティーをめぐり賛否あると聞くが、個人的には理想的な形での保存、リニューアルだと思っている。また、近くでは京都市美術館の改修も進み、隣接する近代美術館などとの連携も今後たのしみなエリアである。

  • 2019.03.01 Friday
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TIME'Sビル

数年ぶりに京都三条のTIME'S(1984年安藤忠雄)に立ち寄った。私にとっては当時、建築を学びたいと開眼した建築のひとつである。いま内部を巡ってもこの建築の複雑な空間構成や完成されたディテールの魅力は変わらない。築三十数年の経年は感じないが、テナントの空きが少し残念である。

  • 2019.02.16 Saturday
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虎屋茶寮の建築

京都の虎屋茶寮(設計:内藤廣 2009年)を訪れた。店舗は御所の西、烏丸通りを一本入った閑静な住宅地にあり、周辺の環境に融合するスケールの建築となっている。店内に入ると、庭や水盤、縁側のような半外部なスペースから内部へと、自然との繋がりを意識した開放的な空間が広がる。繊細で凝ったディテールが空間を造っている。

  • 2019.02.09 Saturday
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京都国立博物館の見学

仕事を一日前乗りして京都の建築を散策した。京都国立博物館は約一年ぶりである。駅からのバスのアクセスも良く、建築を見、展示を巡り充実した時間が過ごせるのでつい足を向けたくなる。向かいの三十三間堂にも立ち寄ると、いっそう京都を実感する。それにしても外国人多し。

 

  • 2019.02.08 Friday
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アップルストア 四条烏丸店の内装

お正月の帰省帰りに新幹線の時刻までぶらぶらと。京都、四条烏丸でアップルストアに遭遇。美しい光膜天井のディテールに誘われ店内に。店員さんにデザイナーを伺うと「ノーマンフォスターのスタジオです」との事。階段にも「らしさ」を発見、トイレは「うー?」。

  • 2019.01.20 Sunday
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安曇野市役所の見学

今回の旅の主な目的である、昨年竣工した安曇野市役所(設計:内藤廣さん)を見学した。雑誌で見て是非にと足を伸ばした。庁舎内部はPCコンクリートのスレンダーなラーメン構造がゆったりとした空間を作っている。仕上げ材には、内外部共に地域材であろう木材がふんだんに使われており、香りも印象的である。外観は、写真の印象よりも数段重厚感があり、外部のバルコニーに見られるPCならではのでディテールも建物を特徴付けている。資料には庁舎『100年の計』とあるが、質実剛健でありながら、優しさを併せ持つ建築だ。

  • 2018.12.05 Wednesday
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安曇野ちひろ美術館の建築

安曇野ちひろ美術館は1997年の開館であるので開館21年となる。私自身も2004年に来て以来だ。平日なのに大勢の来館者である。展示作品が小さいがゆえに親密な展示室なのであろうが、来館者が多くて作品が良く見えないのが難である。建築は経年により益々良い味が出て来たようだ。

 

 

  • 2018.11.29 Thursday
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安曇野高橋節郎記念美術館の見学

宮崎浩氏設計の高橋節郎記念美術館(2003年)を見学した。雑誌等ではクールなディテールのモダンな建築の印象が強かったが訪れてみて、周辺の風景や庭の見せ方が幾重にも図られており、また江戸時代の主屋との時間の対比など濃密な空間が展開されていた。屋敷のポテンシャルがすばらしく、なまじっかな建築では相殺してしまうだろう。池が清掃中であったのが残念であったが、再度訪れたい。

  • 2018.11.17 Saturday
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塩尻市市民交流センター エンパークの見学

塩尻市市民交流センター(設計:柳沢潤さん)を見学した。なかなか機会がなかったが是非来てみたいと思っていた。設計者は2006年にコンペにより選出され、2010年に完成。図書館、子育て支援、交流センター、市民会議室、商工会や民間のオフィスまで入った複合施設である。97本の壁柱と点在する吹抜けやトップライトの光が施設全体を融合し豊かな空間を創っている。都市的なデザインでまとめられた建築であるが、土地柄か各々の機能がゆったりと配置され、のびのびとコンセプトが表現されているのが印象的だ。

  • 2018.11.14 Wednesday
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脇田和アトリエの見学

軽井沢脇田美術館主催のワークショップに参加した。内藤廣氏と酒井忠廉氏(世田谷美術館館長)の対談と、吉村順三設計の脇田画伯のアトリエ(1970)も見学、美術館も見れ軽食付きとの事もあり盛況であった。対談は、時間と空間を伝える静かな吉村建築の魅力と芸術家のアトリエ空間について、お二人の興味深い内容でした。参加者には学生も多く、衰えぬ吉村人気が伺えた。

  • 2018.10.08 Monday
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軽井沢セゾン現代美術館

数年ぶりに軽井沢セゾン現代美術館を訪れた。初めて来たのは学生時代なので、30年近く来ていることになる。セゾン美術館は以前池袋の百貨店内にもあり、その発信力はダントツだったと記憶する。デュシャンやマンレイ、ジャスパージョーンズなど初めて見たのも池袋であり、当時見た作品もここに収蔵されている。小さな施設であるがそのスピリッツは変わっていない。

 

 

  • 2018.10.07 Sunday
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トヨタ博物館の見学

愛知県長久手市のトヨタ博物館を見学した。以前から一度来たいと思っていた。時系列に展示された車は時代毎の背景を表し、時代を遡るほど明確な『時の顔』をしている。我々世代にとっては70年代ぐらいからの車は古い友人のような懐かしさがあり、走る宿命を終えた抒情的なアートである。

  • 2018.09.24 Monday
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佐川美術館の見学

滋賀に帰省した折に、守山市にある佐川美術館(設計・施工:竹中工務店)を訪れた。98年にオープンした直後に来て以来である。周辺にたくさん施設ができたせいだろうか、モノクロームで静寂な施設環境が以前より際立って感じる。今年20周年との事だが建築は経年を感じない。メンテナンスの良さもさることながら、建物の形態とディテールによるところが大きく影響していると思われる。2007年に樂吉左衛門館が増築されている。

 

  • 2018.08.18 Saturday
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