今年も年末年始を故郷である、近江八幡で過ごした。とはいえ、一人で暮らす父や兄弟のほとんど食事係である。大晦日に合間を見て街を散策した。普段の観光客の姿もなくひと気がない街は、遠い昔に時間が止まったかのようだ。旧市内は特に、ここ十数年少子高齢化が顕在化し、お店もめっきり減り看板やサインなど、世俗を表す記号すら見当たらない。その方が風土が際立ち観光資源としては魅力的なのだろうが、このまま衰退消滅していくのではないかと、危惧せざるにはいれない複雑な心境の年の瀬である。
平成から令和をまたぐ大型連休が終わった。例年のGWであれば、実家の近江八幡に帰省すると休暇は終了というところであるが、今年は、途中仕事を挟みつつも南房総市千倉での先輩友人らとの集まりにも参加できた。双方とも春の風土、歴史、味覚に触れ充実した休日となった。写真の洋館はWMヴォーリズ設計の旧忠田邸(1937年近江八幡)
お盆に帰省。先月の帰省時と同様、早朝の町と山を散歩。写真は萬燈祭、八幡堀、八幡小学校(母校)、八幡山からの琵琶湖。夏の故郷。
週末に南房総、千倉を訪れた。漁港の朝市にカツオ、イサキ、サザエ、アワビ、イセエビなど旬の魚貝が並ぶ。県内と思えないポテンシャルの高さ。
法事で故郷に帰省。日中は観光客が多いので早朝の町を散歩。江戸時代の面影を残す町並みの多くが今も現役なのがこの町の魅力でもある。旧市内は少子化が進み、昔のような活気はないが、その分この町の歴史や風土の特色が鮮明になったように思う。写真は八幡掘り、新町の町並み、ウォーリズ邸、八幡宮神社。
今年も九十九里浜が梅雨明け前の海開きとなった。東金インターを直進すると海まで、真っ青な田園風景が広がる。緑と青の何処か懐かしい千葉の夏の風景。
5月の南房総千倉の風土は気持ちが良い。陽も風も海も穏やかな上、地元の魚屋に並ぶ魚の種類も夏より多く、食も良い。帰りに南房総の二つの灯台、須崎灯台と野島崎灯台を見学。灯台は癒し効果のある建造物だ。