近江八幡のWM.ヴォーリズの建築

  左上から、ヴォーリズ自邸(1932)近江兄弟社学園(1920)近江八幡教会牧師館(1940)旧八幡郵便局(1921)旧八幡警察署(1886)現資料館(1953改修)八幡商業高校(1938)吉田邸(1913)ダブルハウス(1920)ウォーターハウス(1913)全て戦前の建築。当時の近江八幡の特異ぶりが伺える。

 


埼玉県立歴史と民族の博物館(旧博物館)の建築

 大宮まで出掛けたので、帰りに埼玉県立歴史と民族の博物館(設計:前川國男1972)を見学した。数年振りに来たが、大学1年の夏休みに見学に来て、始めて前川さんの建築に触れた事を思い出した。打込みのレンガタイルのマッシブなボリュームや内部のコンクリートの梁の連続、巨大な開口部など、ガッシリと造り込んだ空間に「これが建築なんだ」と感動した想いは今訪れても変わらない。何者にも媚びていない建築だ。

 

 


汐留タワービル

年に数回汐留に足を運ぶ。駅からの道すがらに「汐留タワービル」(設計:2003年KAJIMA DESING)がある。地上38階の高層ビルであるが、上部までテラコッタタイルが貼られていて、ガラス張りの高層ビル群の中にあって、静かな品格を漂わせている。窓のプロポーションが美しく、また、素焼き風のタイルに対し、窓廻りのシャープなディテールがさり気なくモダンな印象を与えている。いつも何気に”ふっ”と足を止めて見入ってしまう、好きな建築。

 

 

 


リゾナーレ八ヶ岳の建築

最後に「リゾナーレ八ヶ岳」(設計:マリオベリーニ 1992年)に立ち寄り。2002年から星野リゾートにより運営され活気がある。竣工から25年が経ち増築は見られるものの、建物はオリジナルのまま美しく管理されている。季節の良い時期にまた訪れたい。


片貝海岸

休日の早朝に片貝海岸まで出掛けた。夜明けの穏やかな海と陽。・・・寒い。

 


旧埼玉県立博物館

大宮公園内に建つ「埼玉県立歴史と民族博物館」(旧埼玉県立博物館:設計:前川國男1971年)を見学した。学生時代に訪れ熊本県立美術館(1976)とともに、建築に開眼した作品のひとつ。外観からは大きく改修された跡も見受けられない。前川さん65才の作品、築45年の色褪せない建築。


夏の海岸美術館

今夏も海の帰りに南房総海岸美術館に立ち寄り。この美術館には空調設備がなく窓が開け放たれており、夏は文字どおり建築/作品/風土が溶け合っている。


春の海岸美術館

昨年夏振りに南房総、海岸美術館に立ち寄った。この美術館は、展示がシンプルでかつ外部の庭の空間も含めリラックスできるところ、いつ行っても空いているところもお気に入りである。特に春が気持ち良い。


丸の内の緑

丸の内仲通り木陰のカフェとファーストスクエアビルのサンクンガーデンに2月に誕生した庭園。


MIMOCAの見学

約20年ぶりに丸亀市、猪熊源一郎現代美術館を見学した。整然とした展示と施設運営が伺える。(内部撮影可)


豊田市美術館

一昨年、リニューアルされた豊田市美術館に行ってきました。7.8年ぶりです。 開館20年周年との事、美しい姿に。(室内撮影可)


VWGTI デビュー40周年イベント

9月9日袖ヶ浦フォレストレースウェイにて行われた国内初めての、VW主催「Golf GTI デビュー40周年イベント」に,愛車MK-3 GTI(96年式)が歴代モデルの車両として展示された。いろんな部品が希少、すでに絶滅危惧種。

http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1019543.html


石神井公園界隈

石神井公園内で使用されている建材の施工事例の見学に訪れた帰りに、石神井アパートメント/SANNA(2011),ちひろ美術館/内藤廣(2002)に立ち寄り。

 

原ミュージアム アーク

「アーツ前橋」を訪れた後、渋川の「原ミュージアムアーク」まで足を伸ばした。2008年に増築され、是非訪れたいと思っていた。施設内に入ると以前に比べ、随分大きな施設になった印象を受けたが、環境、建築、展示のバランスがすばらしい。(設計:1998年磯崎アトリエ)

東京中央郵便局

新しくなった東京駅を見学にと立ち寄ったが、向かいにある建物に目が・・・。
昨年ファサードが改修保存された、東京中央郵便局(1931)設計:吉田鉄郎(1894-1956)・・37才の作品となる。当時の逓信省のデザイン・思想の高さが伺える。和製バウハウスである。
 

千倉、海岸美術館

年に数回千倉を訪れている。ここ数年はその都度、海岸美術館(1995. 石井和紘設計)に足を運んでいる。施設には浅井慎平氏の写真やガラス工芸の展示、そして周辺の環境に本人のこだわりが満ちている。我々世代には、80年代のISLANDSなどの作品は今見ても色あせず、南の島への憧れを抱く。竣工当時に見学に来た記憶があるが、今改めて観察すると、ルイスバラカンのような素朴な外観や空調設備のない、機械に頼らない展示にも好感が持てる。海岸から約1.5キロに位置するにも関わらず、ドアや窓を開け放した運営は作品に対する紫外線や塩害も気になるが、そのおおらかさが作品と建築を周辺環境にとけ込ませている。風土と時間の蓄積が建物を豊にしている。




 


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