パレスサイドビルの見学

先輩に誘って頂きパレスサイドビル(設計:日建設計 林昌二 1960)見学に参加した。某設計事務所の一部が移転し、内装を一新された。当建築のオフィスフロアに入るのは初めてであり興味深々伺った。新しいオフィスのインテリアは、天井材やフリーアクセスなどの仕上げを排除したプリミティブなスケルトン空間となっており、建物のリジッドなラーメン構造、大開口サッシ、その向こうに広がる皇居への眺望など約60年前に設計者がイメージされたであろう建築の意図を鮮明に感じることができた。偶然にも前回に紹介した旧京都会館(ロームシアター京都)と同年の竣工である。昭和の名建築から今更に学ぶべき事が多く魅力的である。

 

 

  • 2019.03.09 Saturday
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