東京都現代美術館がリニューアル工事による約3年の閉館期間を経て3月末にオープンした。一度工期を延長されたこともあり、鶴首、興味深々訪れた。オープン記念の企画展示は、リファインされた展示室と作品双方が美しく映えるようなバランスと密度が心地よい展示空間を創っている。また共用部のチケットカウンターや掲示板、サインなどのグラフィックも刷新され、重厚な建築に対し仮設をイメージさせるコンテンポラリーなデザインが新しいイメージを発信している。久し振りに訪れて、この美術館の巨大さを改めて実感。途中もう少し一休みするスペースを希望したいがこちらの問題であろうか。