森鴎外記念館の見学

 千駄木に今月一日に開館した森鴎外記念館の見学に訪れた。設計は09年、プロポーザルにより選出された陶器二三雄氏によるものである。団子坂に面するファサードは研ぎ出されたレンガの量魂と亜鉛メッキのルーバーが存在感を示している。内部は基本的にコンクリートの打ち放しにより仕上げられており、恣意的なデザインを排除し、ディテールを突き詰めた設計と、職人の手仕事により、森鴎外に対する畏敬が深く感じとれた。

  • 2012.11.20 Tuesday
  • art

田中一光展

中一光(1930-2002)作品展。展示されている本の装幀やポスターなど、どれも色褪せず新鮮で、完成度の高さが伝わってくる。世代的には80.90年代の西武セゾン美術館などのポスターや無印良品のAD、ギャラリー間のグラフィックなど身の廻りに一光さんのデザインがあふれていたと記憶する。またデザインの多くが日本の伝統工芸や文化からヒントを得られたことを示す、タブレットの美しい写真や創作の過程も紹介されているところも興味深い

  • 2012.11.03 Saturday
  • art

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