最後に「リゾナーレ八ヶ岳」(設計:マリオベリーニ 1992年)に立ち寄り。2002年から星野リゾートにより運営され活気がある。竣工から25年が経ち増築は見られるものの、建物はオリジナルのまま美しく管理されている。季節の良い時期にまた訪れたい。
今回のもうひとつの目的。中村キースへリングミュージアム(設計:北川原温2007年)を見学。建築の自由な造形と森の起伏に融合させたフロアが展示作品と呼応し、作品/建築/自然が互いに昇華している。2015年に新しく展示室と隣接してホテルが増築。
清春芸術村内にある「光の美術館 設計:安藤忠雄 2011年」。なかなか来れずこれが見たかった。展示施設というよりは、自体がミニマムな光の箱=作品である。コンクリートの精度、ディテールともにビンビン。かなりストイックな仕上がり。
学生時代からの友人と日帰りで、長坂、小淵沢を訪れた。清春芸術村の白樺美術館、ルオー礼拝堂、若き頃の谷口さんの建築。(設計:谷口吉生 1983年)
同園内に建つラ・リューシュ芸術村も散策。存在感は圧巻。
正月休みに丸の内、三菱1号館美術館で開催されている、「ロートレック展」に立ち寄った。クラシックな建物とアンティークな展示のマッチングがいい。階段の美しいディテールに目がひかれる。