軽井沢脇田美術館主催のワークショップに参加した。内藤廣氏と酒井忠廉氏(世田谷美術館館長)の対談と、吉村順三設計の脇田画伯のアトリエ(1970)も見学、美術館も見れ軽食付きとの事もあり盛況であった。対談は、時間と空間を伝える静かな吉村建築の魅力と芸術家のアトリエ空間について、お二人の興味深い内容でした。参加者には学生も多く、衰えぬ吉村人気が伺えた。
数年ぶりに軽井沢セゾン現代美術館を訪れた。初めて来たのは学生時代なので、30年近く来ていることになる。セゾン美術館は以前池袋の百貨店内にもあり、その発信力はダントツだったと記憶する。デュシャンやマンレイ、ジャスパージョーンズなど初めて見たのも池袋であり、当時見た作品もここに収蔵されている。小さな施設であるがそのスピリッツは変わっていない。