「デザイナー達の原画展」の見学

21_21DESING SIGHTで行われている、「デザイナー達の原画」展を見学した。展示からは、美しく完成までに至る、手書きのスケッチやスタディー模型による思考のプロセスが、生々しく伝わってくる。我々はどちらかと云うとまだ手書き世代であるが、今はいきなりCADに入力したりと、早々にデータ化する習慣になっている。展示の圧倒的なデッサン力を目の当たりにし、反省。展示物は小さなものが多いが、見やすく展示デザイン、レイアウトもさすがに美しい。

  • 2020.01.25 Saturday
  • art

故郷の大晦日

今年も年末年始を故郷である、近江八幡で過ごした。とはいえ、一人で暮らす父や兄弟のほとんど食事係である。大晦日に合間を見て街を散策した。普段の観光客の姿もなくひと気がない街は、遠い昔に時間が止まったかのようだ。旧市内は特に、ここ十数年少子高齢化が顕在化し、お店もめっきり減り看板やサインなど、世俗を表す記号すら見当たらない。その方が風土が際立ち観光資源としては魅力的なのだろうが、このまま衰退消滅していくのではないかと、危惧せざるにはいれない複雑な心境の年の瀬である。

 


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